🌾秋祭り🥁

2021年10月10日

今年も地元の大留下町内の秋の大祭が開催されました。新型コロナウイルスの影響で、今年もお神輿をかついで町内を練り歩く行事はなくなってしまいました。さらに伝統行事である「棒の手」も、本来なら9月に入って小学生が練習に入り、近くの神社から「やー、とう!」という賑やかな声が毎晩聞こえてくるはずですが、夜に響いていたのは、草むらからの虫の鳴き声ばかりでした。

 

この日は神事のみが行われ、その後、代表者によるお神楽と棒の手が披露されました。お神楽は笛と太鼓、皆何も見ずに演奏しています。完璧に覚えている演奏にも驚きましたが、笛の先にはなんと透明パネルがつけられ、こちらもコロナ対策への対応にビックリしました。やはり、この音色を聞くと「ああ、秋のお祭りの時期になったんだと感激します。

 

棒の手は大人の指導者の方の演技と、小学生・中学生の子どもたちの演技が披露されました。いつもなら1年生の可愛い子どもたちから6年生や中学生まで、大勢の子どもたちの演技が行われますが、今年は抜粋され小学生高学年、中学生、大人の部で代表者のみの演技となりました。なんとその中に、女子が混じって棒の手の難しい演技を行っていたのです。

 

思わずうれしくなりました。以前から棒の手は男の子、お神楽は女の子、と決められていたのです。ジェンダーレスが叫ばれて世の中が動き出したと同時に女の子も棒の手に参加出来ると知って、思わず写真を撮りました。ホームページへの掲載も快くお返事を受けて下さいました。もし私が子どもだったら、絶対棒の手を選んでいたと思います。世の中は確実に動き出していますね。